タイトル通り奨学金を繰り上げ返済します。
父の力で。
実は去年の同じ時期にも繰り上げ返済の話が出ていたんだけど、
「猶予で止めてるものを返済されるよりは今生活に必要な50万円をかしてくれ!」ってんで、一度断っています。
しかし、あれから1年経過した今、正直明日の自分にも自信が無い。
ってなわけで今回は父の提案にべったべたに甘えることにして、今現在返済をストップしている奨学金を繰り上げ返済する方法を問い合わせてみました。
結果、ちょ~~~~~~っとややこしかった。
てなわけで今回は、返済猶予中の奨学金を繰り上げ返済する手続きの方法についてまとめてみました。
猶予中の奨学金を繰り上げ返済する方法
毎月引き落とされている奨学金を繰り上げ返済する場合、日本学生支援機構のウェブサイト(スカラーネット・パーソナル)からカンタンに手続きすることができます。
しかし、返済猶予期間中(返済をストップしている)に繰上返済を希望する場合は、
- 返還期限猶予短縮手続き
- 繰上返還申し込み手続き
と2つの手続きが必要です。
①の返還期限猶予短縮手続きの受付は、基本的に郵送のみ。
返還期限猶予店淑手続きを経て、繰り上げ返還の手続きがオンラインでできるようになります。
しかし、それだと時間がかかる…。
というわけでちょっと電話で問い合わせてみたところ、
郵送であれば、短縮手続きと繰り上げ返済手続きの2つを同時に行うことができるようです。
準備する書類は、下の画像の2枚。

記入する必要事項も比較的シンプルです。
実際にやってみた|記入例と提出方法
まず初めに、『奨学金減額変換短縮願・奨学金変換期限猶予短縮願』というPDFファイルを下記サイトからダウンロードして印刷します。

印刷したら、
- 奨学生番号
- 通常変換開始希望年月
- 奨学生指名・住所・電話番号
等の必要事項を記入していきます。
奨学生番号がわからない場合は奨学金返還相談センターに電話をした上、本人確認をクリアすると教えてもらえます。
住所・勤務先が以前と変わっている場合は、書類を記入する前にスカラーネット・パーソナル(JASSO)で現在の情報に変更しておくと手続きがスムーズです。(もちろん、電話での変更届も可能だと思います)。
私の場合、住所が以前のままだったので、スカラーネット・パーソナルにて現住所への変更届を提出した後、
猶予短縮願いには現住所を記入しています。
スカラーネットに登録が無かった勤務先については、面倒なのでそのまま空欄で提出することに。
問題が無ければ、希望月から通常返済がスタートです。
次に繰り上げ返済
続いては、繰り上げ変換の手続きについてです。
通常であれば、繰り上げ変換の手続きはオンラインでカンタンにできるようになっています。
しかし、返済をストップしている場合、オンラインからの手続きはできません。
というわけで、前述した猶予短縮願と同様、こちらも書類で手続きを済ませます。
まずは、公式サイトから【繰上変換申込書】をダウンロード。

印刷後、住所・氏名・奨学生番号、繰上返還希望月等、必要事項を記入していきます。
続いて、繰上返還希望内容の記入です。
繰上返還希望内容|繰上返済金額について

繰上返済金額の指定方法は、全額、または一部返済の2種類あります。
一部返済を指定した場合、返済する金額を
- A 当月分+___回分 ー(回数指定)
- B ___円分(上限)ー(金額指定)
のいずれかの方法で選択する仕組みです。
回数とは、1か月分の返済金額を1回とカウントした方法のこと。
例えば私の場合、毎月14600円ずつ返済していたので、20回分返済する場合は、20×14600円=292000円となります。
次にBの金額指定ですが、こちらも実は回数カウントがベース。
例えば50万円と記入しても、実際に返済されるのは
500000÷14600=34回分の、496400円ということになります。
ちょっと計算がややこしいので、面倒な人は金額指定して学生支援機構側に計算してもらうのも手です。
繰上返還金額を記入した後は、繰り上げ返還通知送付先を記入します。

本人で払う場合は未記入でOKですが、私の場合、父親が払ってくれるのでとりあえず実家の住所を記入しておきました。
送付先はどっち?
2つの書類を記入したら、あとは指定されている住所に送るだけです。
通常であれば、返還猶予短縮願・繰上返還手続と、それぞれの窓口がありますが、今回は返還猶予願→繰上返還の順で手続きをお願いしたいので、
返還猶予短縮願の宛先である猶予減額受付窓口を選択しています。

電話で問い合わせた際、2つの書類は同封するように言われたのでこれで間違いないと思う。
もし手続きがうまくいかなければ、後日追記します。
2カ月目以降の繰り上げ返済について
猶予短縮願が受理され、奨学金の返済がスタートすると、繰上返還手続きはオンラインでできるようになります。
2回目以降の繰り上げ返済についても、毎回手続きが必要です。
オンラインでの手続き期間は、繰上返済したい月の5日~15日と限定されているのであらかじめ公式サイトの返還カレンダーで確認しておくのが吉。
タイミングを逃すと月をまたぐことになるので注意が必要です。
まとめ
というわけで今回は、奨学金猶予短縮願いからの繰り上げ返済手続きについてまとめてみました。
返済ストップしてたけど、資金ができたから繰り上げるぞ~!という人の参考になれば幸いです。(そんな人いるんか…)
おわり