assnoyoake

気になったことを気になった分だけ

【アラサー女子のコスメレビュー】IHADAのトライアルセットを1週間試してみた結果!

2017年12月、資生堂からリリースされたIHADA(イハダ)のスキンケアシリーズ。

純度の高いワセリンを配合し、肌荒れ・乾燥を未然に防ぐ薬用コスメです。

登場後、じわじわと口コミで広がり、この時期にはSNSのタイムラインでIHADAに対する評判を見かけるようになりました。

しかし、気になるのがその使用感。

乾燥肌だけど汗っかきの私は、

[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]すごくべたつく [jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]皮膜感が強いので顔面の汗を誘発する(気がする) [jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]保湿に失敗するとニキビができる

等の理由から、ワセリンに対して苦手意識を持っています

でも、29歳の顔面はうるおいを求めている…!

というわけで今回は、ワセリンに苦手意識を持つアラサー女子が、IHADAの12日間トライアルセットを試してみた感想をまとめてみました。

IHADA(イハダ)トライアルセットの内容

IHADAは、2011年3月に資生堂からリリースされた外用薬ブランドです。

肌の乾燥やかゆみ、皮膚炎など、肌トラブルを治すノンステロイド治療薬として誕生しました。

そんなIHADAの薬用スキンケアセットは、慢性的に肌荒れに悩まされる人のためにつくられた予防発想の医薬部外品コスメ(※)

慢性的な肌荒れの原因が、空気中のほこりや乾燥などの外部刺激であることをつきとめ、

防御:外的刺激から肌を守る 保湿:うるおい成分で肌の環境をすこやかに保つ 予防:抗炎症剤で肌トラブルを防ぐ

の3つに着目。

全品に高精製ワセリン(独自の技術によって不純物を取り除いた純度の高いワセリン)と、肌トラブルを防ぐ有効成分配合し、

アルコール・バラペンフリーで、敏感肌の人でも安心して使えるように設計されています。

特に人気なのが、薬用とろけるバーム

ワセリンの保湿力をそのままに、嫌なぎとつきを抑えた人気のアイテムで、

雑誌・MAQUIAでは、プチプラコスメグランプリ2019でベスト・オブ・スキンケア賞を受賞しています。

IHADA(イハダ)の12日間トライアルセットは、人気の高い薬用バームと合わせて、IHADAのスキンケアラインをしっかりと試せる便利なミニセットです。

セットの内容は下記の通りです。

  1. 化粧水:薬用ローション(とてもしっとり)
  2. 乳液:薬用エマルジョン
  3. バーム:薬用バーム

[itemlink post_id="1673"]

[box04 title="医薬部外品とは?"]医薬部外品とは、化粧品と医薬品の間に位置するもの。 化粧品は、人の顔やカラダを美しくみせ、健やかに保つものと定義されています。 一方の医薬部外品は、化粧品の効果に加えて、ニキビを防いだり、美白効果のある有効成分が規定量配合されているのが特徴です。 参考ー化粧品検定1級公式テキスト[/box04]

実際に使ってみた

ここからは、各アイテムの使用感をまとめています。

イハダ 薬用ローション(とてもしっとり)

まずは、薬用ローション(とてもしっとりタイプ)から。

高精製ワセリンとともに、肌荒れを防ぐ成分アラントイングリチルリチン酸塩を配合しています。

実際に手のひらに落としてみるとこんな感じです。

色は無色透明。

「とてもしっとりタイプ」とありますが、テクスチャは意外にシャバシャバしています。

丁寧にハンドプレスして肌に馴染ませると、気持ち肌が柔らかくなる印象。

塗布後はべたつきもなく、さっぱりした使用感で個人的には好き。

イハダ 薬用エマルジョン(乳液)

お次は、IHADAの乳液・薬用エマルジョンです。

化粧水同様、高精製ワセリンと抗炎症剤を配合。

肌のバリア機能を保護し、環境を整えます。

実際に手の甲に落としてみました。

乳液と言う割にサラサラした印象。

それでいて、変な油っぽさが無く、スーッと肌に馴染む感じです。

皮膜感もなく、ベタつかず、適度にしっとりするのでオールシーズン使えそう。

イハダ 薬用バーム薬用バーム

最後は、薬用とろけるバームです。

雑誌・MAQUIAのプチプラコスメグランプリ2019でベスト・オブ・スキンケア賞を受賞した注目のアイテム。

ニキビを予防するグリチルレチン酸ステアリルを配合。

ワセリンの保湿力をそのままに、ワセリン特有のベタつきを抑えているのが特徴です。

密封力が高いため、

●肌表面の保護効果が高く、前に使用した化粧水や乳液等の成分を肌に密封する効果があるため、スキンケアの一番最後にお使い頂くことをおすすめします。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001014.000005794.html

との注意書きも。

実際に手の甲に塗布してみます。

一見すると伸びが悪そうな硬めのテクスチャですが、ひと肌で温めると、驚くほどスイスイ広がります

”とろける薬用バーム”と謳うだけある、といった感じです。

全体に伸ばしてみました。

写真のギラツキでもわかる通り、塗布直後はわりとベタベタしています。

しかし、丁寧にハンドプレスした後、少し時間をおけば程よくしっとりしてくる印象です。

実際に顔に塗ってみた感想としては、直後は空気中の誇りをキャッチしてしまう勢いでペトペトしていますが、

皮膜感はないし、”ギトギト”しているわけでもないので、個人的には好き。

ただ、気温が25度まで上がった昨日は、室内の湿気がまとわりついてくるような不快感があったので、梅雨や夏場の仕様は控えたいアイテムでもありました。

爪を伸ばしている人の場合、薬用バームが爪の間に入り込んでしまうことがあるので注意が必要。

[caption id="attachment_1681" align="alignnone" width="760"] 私は綿棒を使っていました。[/caption]

1週間試した効果は?

こちらは、IHADAを使い始める直前のツイートです。

上記に添付したスキンチェッカーの数値が示すように、1週間前は、朝起きた時のフェイスラインの乾燥に悩んでいました。

しかし、IHADAを使い始めて8日目を迎える今朝は、肌のかさつきを感じていません。

実際に、今朝、スキンチェッカーで計測した肌の水分・油分量を書き出してみるとこんな感じ。

[caption id="attachment_1632" align="alignnone" width="760"] ※赤い数値はニキビのある部分を計測した結果[/caption]

メーカーが目安としている数値は、

水分:油分=30〜50%:16〜28%(※冬の場合) 参考-美ルル説明書(PDFファイル)

今朝の私は、水分:油分=30%〜40%:26%〜50%。

油分がやや多いものの、まずまずといったところだと思います。

ただ、1週間のうち、気温が下がった数日はかさつきを感じることもあったので、IHADAだけでは万全と言えないのが正直な感想です・

まとめ 冬の乾燥対策にはIHADA+αがオススメ

8日目の夜、朝の油分過多が少し気になったので、

[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]化粧水:IHADA→もとろみのあるオルビスユーへ [jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]クリーム:キュレルのエイジングケアクリームをプラス

と、一部のスキンケアを変更しました。

そして翌日、スキンチェッカーで肌の水分:油分を測定したところ、

水分量は30〜45%に微増し、油分量:20〜30%に抑えることができました。

変更前 変更後
化粧水 IHADA オルビスユー
乳液 IHADA IHADA
クリーム なし キュレル
バーム IHADA IHADA

この結果を踏まえると、個人的には、保湿力の高い化粧水or美容液を使ったあと、IHADAの薬用バームで蓋をするのが一番良い気がする。

というわけで私は、IHADAの薬用とろけるバームのみを追加購入しました。

[itemlink post_id="1679"]

この冬は、オルビスユー+キュレル+IHADAのアイテムそれぞれを駆使して乗り切るつもりです。

IHADAの使用感は、住んでいる地域の気温や湿度にも多少左右されると思うので、気になる人はまず、12日間のトライアルセットを試してみてくださいね!

[itemlink post_id="1673"]

[box06 title="あわせて読みたい"]

[/box06]

おまけ:個人的に気になるワセリンのアレコレ

IHADA薬用バームと市販のワセリンの違い

IHADAの薬用バームは、高純度のワセリンを配合した薬用バームです。

ワセリンとは、石油から不純物を取り除いて精製されたもの。

皮膚表面に膜を貼り、お肌の乾燥を防いだり、空気中の埃から肌を守る役割を持ち、海外では保湿の他に、切り傷や火傷にも使えるアイテムとして知られているようです。

では、そんな万能アイテムワセリンとIHADAの薬用バームはどう違うのか

個人的に気になったので比較してみました。

使用感を比較してみた

こちらは、少し前にAmazonで購入した高精製の白色ワセリン(¥400)。

こっくりしたテクスチャが苦手で、一度使ってからしばらく放置していたものです。

この白色ワセリンを、IHADAの薬用バームと一緒に手の甲に乗せてみました。

写真では少しわかりにくいですが、IHADAより白色ワセリンの方がねっとりした印象です。

実際に肌に伸ばしてみるとこんな感じ。

双方とも伸びはかなり良いです。(室温25度の場合)

ただ、市販のワセリンの方が重ためのテクスチャなので、ベタつきが強い感じ。

しっかり馴染ませた後も、しばらくはペトつきが続きました。

テクスチャ・使用感だけで見ると、市販のワセリンの方が、肌のうるおいを密封する効果は高そうです。

ただ、脂感が強いので、人によっては吹き出物の原因になる可能性も。

一方のIHADAは、高精製ワセリンと一緒に、肌荒れを防ぐ有効成分グリチルレチン酸ステアリルが配合されているので、ワセリンが初めてな人、あるいは苦手な人でも使いやすいと感じました。

ワセリンの油焼け問題について

ところで、ワセリン(やワセリンを含むコスメ)を使用する時に気になるのは、日光を浴びた際の”油焼け”だと思います。

不純物の多いワセリンが流通していた一昔前は、シミやシワの原因になる油焼けが頻発していたそうです。

IHADAの薬用バームに配合されているワセリンを始め、現在流通しているワセリンは、純度の高いワセリンなので、油焼けを起こすこと無いそうです。

小児アレルギー科医の備忘録によると、

ワセリンそのものは紫外線を多少ブロックするかもしれない

との報告もあるのだとか。

とは言え、シミだらけの顔面を持つ私としては、やっぱりちょっと心配。

というわけで、私個人としては、日中ワセリンを使用する場合は、その上からしっかり日焼け止めを塗ろうと思いました。

おわり