旅行中より旅行を計画している段階の方が楽しかったりする。
そう考えると、映画の本編を見ているときより、その映画が始まる前の他作品の予告集を見ているときのほうが、一番ワクワクしているかもしれない。
最近はVOD(ビデオオンデマンド)の浸透によって、本編前に他の映画の予告集を見ることもほとんどなくなった。
おまけにVODは、いつでもどこでも映像コンテンツが見放題。
「いつでもどこでも見られる」という安心感によってか、映画を進んで見るということ自体がめっきり減ってしまったように思う。
<映画・アニメ・ドラマ見放題・音楽や漫画も宅配レンタル>30日間無料!
***
学生時代には自宅から徒歩30分離れたレンタルショップへよく足を運んだ。
一度に6〜7本借りたDVDを、20時間ほどノンストップで見ることもザラだった。
店舗に見たい映画が無い時は、TSUTAYAの宅配レンタルサービスも利用した。
映画は嫌いではない。むしろ好きな方だと思う。
それが社会人になってからと言うもの、月1で映画を見れば良い方になってしまった。
我が家はAmazonプライムビデオ、Netflixの2つのVODサービスに加入している。
それでも映画を見る機会が減ってしまったのは、VODで配信される映画には、他の映画の予告が無いからかもしれない。
本編の前に再生される他の映画の予告集は、私にとって次見る映画のヒントになっていたし、映画を見る上で一番ワクワクするコンテンツだった。
***
TSUTAYAプレミアムを見つけたのは、つい最近のこと。
「感性を磨くために一日1本映画生活したいな」という私に、彼氏が教えてくれたサービスである。
曰く、TSUTAYAのレンタルショップにある旧作DVD・ブルーレイ・VHSが定額で借り放題できるサービス。
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]一度にレンタルできるのは5枚まで
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]支払いはクレジットカードのみ
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]新作・準新作は対象外
と、ちょびっとだけ制限はあるが、
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]返却期間は無期限
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]TSUTAYAの動画配信サービスも利用できる
と、レンタルショップに出入りする時間が少ない社会人に嬉しい特典も多い。
おまけに、初月は無料で利用できるのである。
年末年始の連休が迫る今、このサービスを利用しない手はない。
というわけで、つい先日早速店舗で加入手続きをすませてきた。
***
VODが浸透する今だからこそ、レンタルDVDを選ぶ理由はいくつかある。
私にとっての最大の理由は、やはり本編の前の他映画の予告集。
この予告で、素敵な映画に巡り合う確率がぐっと増える。
邦画DVDには、邦画の、洋画には洋画の。
B級・C級映画のDVDには、同じくB級・C級映画の番宣が特典映像として組み込まれていることが多い。
学生時代には、この予告集のおかげで
- OLDK
- やわらかい手
- 痴漢男
- パンズ・ラビリンス
などの、決して万人には勧められない、けれど自分の中には色濃く残る映画に出会う事ができたと思う。
この予告集が組み込まれたDVDがレンタルできるだけで、TSUTAYAプレミアム会員に加入意味がある。
第二の理由は、レンタルショップは、VODに比べて取り扱っている映画やアニメ・ドラマの本数が多いことがあげられると思う。
配給会社によって、視聴できる映画が制限されることが少ないレンタルショップは、VODに比べて映画やドラマ・アニメの本数が桁違いに多い。
基本的に最新映画もバシバシ入ってくるので、見たい映画をすぐに探し出すことができる。
もちろん、地方のTSUTAYAには、マイナー映画のDVDを置いていないこともあるが、それでも十分に楽しめるラインナップであるのがありがたい。
第三の理由は、
レンタルショップでDVDを探すしていると、思いもよらないお宝を発見することがあるとか
レンタルショップへ行く道すがらが、(引きこもりの私にとっては)良い運動になるとか
特典映像が見られるとか
DVDとブルーレイで画質比べができるとか
そんな程度のことだ。
<映画・アニメ・ドラマ見放題・音楽や漫画も宅配レンタル>30日間無料!
***
TSUTAYAプレミアムに加入した私は、2日前から1日1本映画生活というものを始めた。
初日の昨日は、封切り当初から気になっていたスーサイドスクワッドを。
そして今日は、老人が自分の死について考える「Lucky」という映画を見た。
双方の映画で、本編前の番宣をたっぷりを楽しんだし、さっそく、次にレンタルしたい映画も見つけた。
本編が始まる前に、すでに、次の映画に対する期待が高まっている。
懐かしいこの高揚感を胸に秘めて、暫くの間、一日一本映画生活を楽しんでみようと思う。
おわり