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早起きをすると人生が変わる?(元)アラサーOLが1ヶ月間『朝活』に挑戦して感じたメリット・デメリットまとめ。

有名インフルエンサーや起業家の方がよく行っている「朝活」。

早起きして、会社に出勤する前の1〜2時間を趣味や運動、仕事や勉強の時間に当てる活動のことです。

朝起きてから2〜3時間は、脳のゴールデンタイムと呼ばれていて、集中力やモチベーションがアップするのだとか。

続けることで人生に対する”意識”が変わり、充実した生活を送れるようになるという話もあります。

「早起きをするだけで本当にそんなことが…?」

疑問に思った私は、残り1ヶ月のOL期間を使って実際に朝活に挑戦してみることにしました。

朝活を始めようと思ったきっかけ

そもそも私が「朝活」にチャレンジしようと思ったのは、仕事から帰宅すると疲れ切ってカラダが動かないことにあります。

年始にブログ記事を10記事あげる!と宣言したものの、帰ってくるとクタクタで記事を書く気力すらないんですよね。

そんなときに仕事のできる上司が、朝4時に起きて筋トレをしていることを耳にしました。

聞くと、夜はクタクタなので早めに寝て、やりたいことは朝起きてからやるというスタイル

なるほど確かに効率的です。

同時に、学生時代に客員講師として招かれていた有名企業の偉い人も、朝5時に起きてウォーキングがてらその日1日やるべきことを頭のなかで整理してから仕事に行く、と言っていたなぁと思い出し、

仕事のできる人=物事を効率的に考えられる人は、夜は体力が無いことを知っているので朝起きてから活動するのが当たり前なのかも。と考えたのも、私が朝活を始めようと思ったきっかけでした。

どうせなら仕事ができる人の真似をしようと、そう考えたのです、ここで私の考え方が少し変わります。

また、仕事中には「あれやりたい」「これやりたい」とブログネタを色々思い出すのですが、夜になると疲れて何も手をつけられず、毎日毎日「今日は何もできなかった」と自分を攻める事が多くて。

仕事ができる人を見習って、夜は寝る時間として、いっそのこと夜は諦めて寝て、朝早く起きてやりたいことをやったほうが効率が良いのでは?と考えたことも理由です。

ちなみにこれまでの生活スケジュールはこんな感じ。

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【朝活】1ヶ月間のスケジュール

そして始めた朝活。

私は夜10時に寝て、朝5時に起きる計画を立てました。

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朝活をする前のタイムスケジュールと比較するとこんな感じ。

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どうあがいても平日の私の自由時間は3時間しかない、一体何のために生きているんだ?と絶望するスケジュールです。

睡眠時間を削ることも考えましたが、そもそも現時点で日中眠気と戦っているので、これ以上減らすと仕事に支障をきたすと考えて、7時間を確保しました。

また、健康と体力向上のために取り組んでいたウォーキングを朝一に持ってくることで、「今日は疲れたからウォーキングに行かない」というサボる逃げ道を無くしました。

ちなみに、オーストラリアの研究によれば、朝の30分のウォーキングはその日のお昼の血圧を下げる効果もあるとされています。

高血圧家系の私には、多分朝のウォーキングがベスト。

ズボラOLが朝活を初めて1ヶ月で感じたメリット・デメリット

何度か寝坊したりしたものの、とりあえず約1ヶ月間朝活を続けることに成功しました。

梅雨真っ只中だったこともあり、その日の天気予報でウォーキングを中止にすることもありましたが、全体的な感想としてはめちゃくちゃ健康的な生活ができてとても良かったと思います。

というわけでここからは、1ヶ月の朝活で私が感じたメリット・デメリットを具体的にまとめてみました。

(元)アラサーOLが朝活で感じた【メリット】

生活リズムが改善される

まず一番感じたメリットは、生活リズムの改善です。

以前までは24時〜25時の間に就寝することが当たり前、ダラダラしすぎて26時を回ることも多々ありました。

しかし朝活を始めると、「朝はやく起きなければならない」という意識から夜は定時に布団に入るようになります。

通常なら布団に入った後、ダラダラとスマホを触ってしまいがちですが、朝活の場合は寝坊すると「ただたっぷり寝ただけの人」になってしまうので、スマホいじりもそこそこに眠るようになりました。

これにより毎日しっかり、7時間程度の睡眠が取れるように…!

時間にメリハリをもって行動するようになる

夜のフリータイムを短くしたため、時間にメリハリをもって行動できるようになりました。

今までは夜の食事も彼氏に頼り切りだったのですが、1時間しか無いフリータイムを満喫するため率先して取り組むように。

朝の時間は、ウォーキングとブログ作業時間を1時間ずつ小分けにしているので、時間を無駄にしないようテキパキを行動するようになりました。

集中力と作業効率がUP

「夜の2時間は朝の30分」と言われるように、夜に比べて朝の集中力は断然違います。

夜は頻繁に更新されるSNSを見てしまったり、彼氏とおしゃべりしてつい手がとまりがちになるのですが、朝の作業時間はふたりとも無言で、私はブログを、彼氏は漫画を黙々と書いています。

ダラダラする時間が減る

フリータイムを朝晩と小分けにしたことで、「限られた時間の中でいかに好きなことをやるか」を考えるようになり、だらだらしてただ時間だけを浪費するということがなくなりました。

眠る前に仕事のことで悩むことが減る

ダラダラする時間が減ると、必然的に悩む時間も減ります。

また、朝早くに自分のための時間を作ることは、「明日の仕事嫌だな〜😔」ではなく「明日は〇〇したいな😍」というポジティブな感情で眠ることができるので、精神衛生上大変よろしい。

ただ、これに関してはデメリットもあります。詳しくは「デメリット」の欄へ。

「我慢」せずに食生活も改善!

正直、これが一番うれしい。

以前までは、夜の作業のお供に…とアイスを食べたり、カフェラテを飲んだりしていたのですが、早く眠ることでこの間食がほとんどなくなりました。

お腹がすく前に眠ってしまうので、空腹に耐えるストレスもなく快適。

その分、朝起きるといつもよりお腹が空いていることもありますが、それがめっちゃ健康的で嬉しかったりします。

ちなみに、朝食を取る時間帯は以前と同じなのに、朝活を始めてからお昼の1時間前にカラダが空腹を訴えるようになりました。これは謎。

体重が1kgが落ちた

夜にアイスやお菓子を食べなくなったことで、1kg体重が落ちました。

たかが1kg、もちろん誤差の範囲ではあるのですが、健康的な生活をしていることに変わりはないので多分このまま続けたら痩せる!と確信しています。

* * * * *

他にも、早朝にウォーキングを持ってくると、化粧を落としたり、日焼け止めを塗ったりする手間が省けるとか、汗をかいたおかげか、いつもより化粧ノリが良く感じるとか、女性ならではのメリットもあります。

ちなみに、一般的に言われる朝活のメリットはコチラです。

  • 朝は脳の生産性が最も高い時間帯で頭の回転速度が上がる
  • やればできるという自信が溢れ出す
  • モチベーションが高まり、仕事の効率もよくなる
  • 高パフォーマンスになれる
  • 毎日が楽しくなり、ワクワクしながら過ごせる。
  • 朝は最も脳の生産性が高く最小のエネルギーで多くを生み出すことができる時間帯
引用:頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き

私の場合は、朝の2時間は楽しめても、自信に満ち溢れたり、仕事に対するモチベーションが上がったり、一日中ワクワクして過ごせたということは無かった。

(元)アラサーOLが朝活で感じた【デメリット】

朝活には、もちろんデメリットもありました。

作業が波に乗っているときにタイムリミットが来る

朝活前には3時間あったフリータイムを、朝2時間、夜1時間で分割してしまったため、作業が波に乗っているときにタイムリミットが来てしまうことが多々ありました。

特に夜の作業中は、「あと少しでブログをアップできるのにもう寝る時間…。」と、途中で作業を切り上げて眠ることもしばしば。

無理して作業をすすめると、翌日寝坊する可能性もあるのでここは我慢で切り上げます。

ブログにしろ絵にしろ、急いでUPしたものはミスが多かったりするもんね!

日中眠くなる

朝活を始めた当初、朝の2時間は清々しいものの7時頃になると睡魔に襲われます。

それを押して仕事に行くわけですが、仕事中もまぁ眠い。

と思ったら、朝活をする前から常に眠かったことを思い出しました。

朝活を始めて1ヶ月以上経過した彼氏は、「最初は眠かったけど最近は眠くない」とのこと。

ダラダラする時間がなくなる

これはメリットでもありますが、デメリットでもあります。

というのも、スマホを見ながら布団でゴロゴロしている時間帯って無駄な時間なようである意味幸せだったりしませんか?

スマホを触りながら、今日の出来事を思い返したり、悩んでいることをネットで検索してみたりすると思うんですけど、その時間がほとんどなくなります。

無くなって始めて気づく、「私はダラダラする時間も愛している!」

悩む暇がなくなる

これは、上記のダラダラする時間と一緒です、

朝活をする前は、夜眠る前に「明日の仕事いやだな」とか「今後どうしよう」とか色々悩んでいたのですが、

朝活を始めると「悩んでいる暇など無い!早く寝て明日起きて、ブログを書くのだ!」という気持ちになるので、悩む暇がなくなります。

ネガティブな感情を抱えることが減るので、精神衛生上大変良いのですが、

人間は悩むことで、「個」と「生」というものを実感していると思うので、この時間がなくなると「あれ、私生きてる?ちゃんと存在している??」と、自分の実態に疑問を抱くようになります。

メンタリストDaiGoも、「人間はもともとネガティブ思考で、だからこそ色々対策を講じてこれまで生き抜いてきた」と言っていましたし…。

彼氏との会話が減る

私は毎日、会社で起きた出来事とか、本で読んだ知識、ニュースやSNSで見た情報などを彼氏と共有しています。

ついでに、「今日は音を出さずにおならをする方法を体得した」とか、知能レベルが小学校1年生みたいな会話をしているのですが、そのくだらないことを話す時間が明らかに減りました。

もちろん、朝の作業時間でも会話はあるのですが、「今この記事について書いてるんだけど、どう思う?」という至極まともな会話で、ちょっと物足りない感。

寝坊すると死

朝活を続けた1ヶ月間、寝坊することも度々ありました。

寝坊すると、作業はおろか彼氏との会話もだいぶ減るので、仕事だけの記憶しかないまままた仕事が来た!みたいな状態になります。

寝坊した分たっぷり寝ているので、カラダの疲れはだいぶ取れていることは確かですが、ちょっと残念な気持ちに。

朝活のデメリットを回避するための7つの方法

朝活のデメリットを回避し、朝活を成功させるためのコツは、頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起きという本に「早起きが習慣化する7つのメソッド」としてまとめられていました。

  1. 快の追求をする(動機)
  2. 睡眠の質をあげる(睡眠)
  3. 睡眠ノートを書く(睡眠)
  4. 睡眠時間を手帳に書く(リズム)
  5. 起きる時間を固定する(リズム)
  6. 休日も同じ時間に起きる(リズム)
  7. 楽しいルーティーンを持つ(リズム)
引用:頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き

7つのうち私が良いなと思ったのは、①の快の追求をする(動機) と ③の睡眠ノートを書く(睡眠)というもの。

①「快いの追求」とは、「早起きしなきゃ」と自分に朝活を強制するのではなく、「早起きしたいな」と自らすすんで早起きしたくなるような状況を作り出すことです。

例えば私の場合なら「どうしても書きたい記事があるから、明日は早起きをしよう」とか、「とてもおもしろそうな本を買ったので、今日は早く寝て明日の朝読もう!」となります。

結果、夜更かしせず、寝坊することもほとんどなくなります。

③「睡眠ノートを書く」というのは、眠る5分前に、明日やるべきことやネガティブな感情をノートに書き出すというもの。

一日を通して自分の中で渦巻いた感情をノートに吐き出し、頭の中を空っぽにして眠るとより安眠できるのだそうです。

これは、少し前に流行ったモーニングページと同じですね。

モーニングページは、毎朝30分程度、ノートに思いついたことを書くだけで、行動や感情に変化をもたらすというもの。

私自身、悩んだりする時間が減ったせいか、常に中途半端な発想や悩みが頭の中をぐるぐる回っている感じがしたので、この睡眠ノートの考えはとても参考になりました。

ちなみにこれは、1年前にモーニングページをやっていたときの私のノート。

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まとめ 朝活は作業効率が上がるだけでなく健康的に大変良い◎

まとめると、朝活は、睡眠時間をしっかり確保できて、夜の間食もなくなるので健康的にとても良いです。

また、1日が「仕事」ではなく「好きなこと」から始められるので、就寝前にネガティブな感情に陥ることがほとんどなくなります。

時間に自然とメリハリもできるので、「今日もスマホを触りながらダラダラしてしまった」と自分に負い目を感じることも減り、精神衛生的にもとても良いと思いました。

確かに朝活を続けると、生活に対する意識がガラリと変わりそう。

ちなみに、朝活を初めて1ヶ月後の現在、私は仕事を退職して無職として生活していますが、現在も彼氏と二人でなるべく朝はやく起きて活動するようにしています。

無職になって朝起きる必要がなくなったので、よく寝坊しているのはまた別の話…。

おわり

おまけ

これは、今回円グラフを書くのに使った鍋!!!

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今回参考にした書籍はコチラ

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