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気になったことを気になった分だけ

28歳で貯金ゼロ。\貯金ができない/そんな私が、NISAの投信積立で無理やり貯金してみた結果。

私は貯金ができません。

学生時代には、バイトで月5〜8万円のお小遣いを得ていたものの、服を買ったり化粧品を買ったり、旅行に言ったりと浪費三昧。

社会人になってからは、福岡⇒沖縄県内離島⇒本島と、引っ越しと転職を繰り返し、そのたびに家具や家電を買い揃えたり…。

おまけに年収200万しかない現在は、去年決行したシベリア旅行の借金返済でそりゃあもう毎月火の車です。

シベリアから帰国した際には、突然の医療費を捻出するのも不可能がぐらい困窮していて(緊急医療費をキャッシングで借りたりした)。

無理やり貯金ができる定期預金を検討したのですが、どうせなら”お金を運用してくれる投資信託のほうがっこいくね?と思いたち、よく理解もしないままNISAで投信積立を始めてみました。

投信積立って?

投信とは、投資信託の略語です。

個人投資家から集めたお金を元手に、プロが金融商品を運用するシステムのこと。

金融商品とは、株や債権等のことを言います。

投信積立とは、その投資信託を毎月買うことを指します。

NISAの投信積立とは

NISAとは、個人投資家のための非課税制度のこと。

毎年120万円の枠が付与され、その範囲で購入した商品による利益(売却益)はすべて非課税になる仕組みです。

例えば、私が今年120万円の投資信託を購入し、それを5年以内に売却したところ50万円の利益が出たとします。(※売却額は170万)

通常の投資信託であればこの50万円に税金が課されますが、NISA枠を使用した場合は非課税になります。

積立NISAと名前が似ていますが、積立NISAの場合は選べる銘柄が限られる他、非課税枠が毎年40万円の20年間と異なるので、申込時は注意が必要です。

NISAで投信積立を始める方法

① 証券口座開設(NISAも一緒に申し込む)

まずはじめに、野村や大和などの証券会社で証券口座の開設をします。この時、NISAも一緒に申し込みます。

② 投信積立を申し込む(銘柄を決める)

次に、投信積立を申し込みます。

証券会社が扱う投信積立(ファンド)から、投資したい商品を選び、金額を決めます。

③ お金を入金する

最後は、引き落とし(振込日)に合わせて毎月お金を入金するだけです。

こうして箇条書きにすると、案外かんたんに見えますね。

私が選んだ投資信託

今回私が利用したのは、SBI証券です。

SBI証券|株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA

たしか、近所のATMからSBIのネット銀行に手数料無料で振込みできるからとか、そんな理由で選んだ気がします。

講座開設後、株に対する知識が乏しくて投資信託の銘柄(商品)を決めるのにちょっとだけ時間がかかりました。

なんとか選んだのは、縁もゆかりも無いベトナム関連の銘柄。

理由は単純で「ベトナムは意外と発展している」ということを小耳に挟んだからでした。

あとは、あまり聞かない”ベトナム投資”という響きがカッコイイと思ったから。

そんなわけで毎月5,000円、SBIの証券口座にコツコツ振り込みました。

実際にやってみた感想

実際にやってみると、頭を使うのは最初の銘柄選びのところだけなので、意外にあっけなかったです。

毎月決まった日にお金は振り込むものの、SBIのサイトが少しわかりにくくて進んでチャートを確認するといったことはありませんでした。

その分、本来では貯まるはずのないお金をコツコツ貯金できたのはとても良かったです。

ベトナムという縁もゆかりもない国に投資信託を決めたことで、ベトナムのニュースにもちょっとだけ敏感になりました。

数日前のBBCニュースで「投資家がベトナムから手を引いている」という言葉を聞いたときは、「ありゃ〜」と思ったりもしましたが…。

それでも良い経験になったと思います。

解約(売却時)の損失

実は、投信積立を初めてから1年足らずの2月に商品を売却しています。

理由は、生活的困窮によるもの。

彼氏の貯金と失業保険がそこを付き、家賃が払えるか払えないかの瀬戸際だったため、泣く泣く解約しました。

結果、4000円の損失を出してしまいちょっとだけ落ち込んだのですが、それでも投資信託を始めなかったら絶対に手元になかったであろう4万円が残っていて、ちょっと感動したことを覚えています。

まとめ

というわけで、28歳で貯金ゼロの私がNISAの投信積立を約1年間コツコツ続けた結果、お金を運用しながら4万円を貯金することができました。

4000円の損失は出したものの、投資信託を始めていなければ4万円が手元に残ることもなかったし、何より「投資してる私、なんかできる人っぽくてカッコイイ!」という自己陶酔にはひたれてなかったので、これはこれで良かったと思います。

そう思うと、「できる女」的な価値を買えてお金も貯まる積立NISAは、日々物欲に襲われている貯金できない人にオススメではないかと思ったりします。

今後の予定

もちろん、今後はもう一度投資信託に挑戦するつもりです。

その際は、SBIではなく楽天証券にNISAの口座を変更しようと検討しています。

理由は、SBI証券の仕組みがちょっとわかりにくかったことと、あるだけお金を使ってしまうたちなので、毎回5000円をキープするのが結構大変だったこと。

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楽天証券なら、楽天カードで引き落としてくれるみたいで。

毎月のカード払いと一緒に無理やりお金を持って行かれる方が、私には合っている気がしました。

ただ、彼氏いわくNISAの講座変更は少し手間がかかるらしいので、もう少し先のお話になりそうです。

変更して再び投資信託を始めた際には、またブログで報告しようと思います。

おわり

※ この記事は、元証券会社勤務の彼氏に監修してもらいました。

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