パドルブラシって?
パドルブラシとは、ブラシ部分がカヌーで使用するパドル(かい)のように大きく、
毛先の根本にクッション性があるブラシのことです。
広いブラシが髪の毛を大きく捉え、絡まりをほどきやすくするほか、
根本のクッションで頭皮に優しい刺激を与え、マッサージなどのスカルプケアにも利用できます。
ネットで検索をかけると、天然木材のものから毛先部分がブルブル振動する音波動磁気のものまで、様々なパドルブラシがヒットします。
今回はその中でも特にパドルブラシの王道とも言える、
アメリカの自然派スキン&ボディケアブランド「AVED(アヴェダ)」のパドルブラシと、
薬局でもよく見かける、比較的安価で手に入りやすい株式会社シャンティのパドルブラシ「MAPEPE(マペペ)」を購入してみました。
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https://saiyase.com/entry/2021/05/11/130931
サイズ感やクッション性の比較
値段が約2倍違うパドルブラシですが、
こうして実際に並べてみると、大きさはほぼ変わりません。
柄の部分が細長いアヴェダのほうが、手に馴染みやすいのはさすがといったところです。
ブラシ部分を真横から撮影してみました。
マペペのほうが木材部分が分厚く、高さもあります。
そのせいか、重さもアヴェダの約1.4倍です。
斜めから見ると、こんな感じ。
若干ではありますが、毛先部分はアヴェダのほうが長いです。
ブラシ部分に指で力を加えて見ました。
写真ではわかりにくいですが、やはり値段の張るアヴェダの方がクッション性は高いです。
【検証】実際に使ってみました
こちらは、寝起きの私の髪の毛です。
前の日は、シャンプーやリンスを一切使わない湯シャン後、
ヘアオイル等を一切使用せず、ドライヤーで乾かして就寝しました。
ちなみに、使用しているドライヤーはこちら。
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マイナスイオンと、温風・冷風が交互に出るシステムで、髪の毛のキューティクルを閉じ込めてくれる優れものです。
購入当初は、なんじゃこのドライヤー、サラサラやばすぎぃ!!と興奮しましたが、
最近では、マイナスイオンにもまさるアホ毛のせいか、あまり効果が無いような…。
このボサボサ頭を、マペペとアヴェダのパドルブラシで半分ずつ梳かしてみます。
結果はこんな感じ。
とりあえずあほ毛がヤバイということ意外に、仕上がりに違いは無いように思います。
続いて、パドル部分を頭皮に押し当てて、マッサージをしてみました。
クッション性の高いアヴェダは、パドル部分を押すのにやや力が必要です。
一方のマペペは、クッションが優しい分まろやかに頭皮を刺激してくれます。
使用後のブラシがコチラ。
若干ではありますが、マペペのほうが皮脂や埃汚れを拾いやすいです。
ただし、毎日シャンプーを使用している人であれば
これほどの汚れが一度につくことは無いので、気にする必要は無いでしょう。
お手入れしやすいのはどっち?
こちらは、マペペのパッケージに記載されていたブラシのお手入れ方法です。
同じく天然木材を使用しているアヴェダの公式サイトには、下記のような注意書きが記載されていました。
※パドルブラシの注意点※ ブロードライやスタイリング時の髪や頭皮への負担を緩和するようにデザインされており、1本抜けたような、空気穴が施してあります。コーティングをしていないため、水に濡らした場合はすぐにふき取っていただき、お風呂場などの湿気の多い場所での保管はお避けください。
基本的に、どちらも水気はNG。
しかし、 アヴェダのパドルブラシの正しいお手入れ方法をAVEDAの人に聞いてみた! | トリコスメによると、アヴェダの場合はきちんと水気を拭き取るのであれば、水洗いOKのようです。
というわけで、どうせならと
マペペのパドルブラシを道連れに、実際に洗ってみました。(※良い子は真似しないでね😉)
お手入れの手順は、 アヴェダ「パドルブラシ」の正しいお手入れ方法まとめ | ヘアラボ(旧ハゲラボ)を参考にしております。
1)ブラシ部分の髪の毛を取り除く 2)きれいなぬるま湯で洗い流す 3)振る、タオルで軽くたたくなどして水気をきる 4)ブラシの毛の方を下にしてタオルなどの上に置き、陰干しでしっかり乾燥させる 引用: アヴェダ「パドルブラシ」の正しいお手入れ方法まとめ | ヘアラボ(旧ハゲラボ)
こちらが洗う前に髪の毛を取り除いたブラシの写真です。
一応、綿棒でこまめに汚れを拭き取っているのですが、
湯シャンをするようになってからお手入れが追いついていません(;^ω^)
こちらのブラシたちを、洗面器に用意したぬるま湯でじゃぶじゃぶ洗います。
結果はこんな感じ。
汚れがひどい・落ちない場合などは、
中性洗剤(食器用洗剤など)を薄めたぬるま湯でじゃぶじゃぶ洗います。
だんだん、空気穴とかどうでもよくなってきました。
結果はこんな感じです。
だいぶ落ちたように見えますが、斜めから見るとまだまだ汚れが…。
特にマペペのパドルブラシは、皮脂や埃を拾いやすい分汚れも落ちにくいようです。
残った汚れは、水気と一緒に乾いた布や綿棒で拭き取ります。
ある程度の水気を取ったら、あとは毛先を下にして乾かしましょう。
一晩置いた私のパドルブラシは、こんな感じに。
マペペとアヴェダの両方とも、だいぶきれいになりました!
洗ってから1周間様子を見ましたが、双方のブラシとも塗装が禿げたり、
カビが生えているなどといったトラブルは現在のところありません。
まとめ
いかがでしたか?
約2倍、値段が違うアヴェダとマペペのパドルブラシ。
クッション性や持ちやすさ、汚れの落ちやすさなどはやはり、値段の高いアヴェダの方が一つ上といったところでしょうか。
ただし、髪の毛をとかした仕上がりにほとんど違いはありません。
また、双方ともに頻繁に水洗いができない分、お手入れに手間がかかります。
「パドルブラシを使ってみたいけど、しっかりお手入れできる自信がない…」という人は、
まず安価で劣化しても精神的にダメージの少ないマペペから手にとってみるのもオススメですよ😊
ちなみに、最近湯シャンを始めて皮脂汚れがつきやすくなった私は、パドルブラシを2つも購入してしまったことに後悔しています。
お手入れがカンタンにできないブラシは、湯シャン民にはおすすめしません(;^ω^)
次回は、丸洗いOKのタングルティーザーを買っていやる!!!!!
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おわり
https://saiyase.com/entry/2021/05/11/130931
今回紹介したアイテムはコチラ
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