[box04 title="前回の記事はコチラ"]北京で白タクに捕まった話。[/box04]
- 6月12日(火)1日目 ▶︎【前編】タイムリミットはたった2時間!上海・浦東国際空港で初めての乗り継ぎ、結果は!? ▶︎【後編】北京で白タクに捕まった
- 6月13日(水)2日目 シベリア鉄道 1日目 ▶︎【前編】いよいよ出発!国際列車003号(K3)の乗車方法と客室の様子 ▶︎【後編】初めての国境超え。中国からモンゴルへ、出・入国審査はどんな感じ?
- 6月14日(木)3日目 シベリア鉄道 2日目 ▶︎【前編】動物好き歓喜!遊牧バラダイスなモンゴル・ゴビの車窓から、馬頭琴のある食堂車まで
- 6月15日
- 6月16日
- 6月17日
- 6月18日 首都モスクワでサッカー観戦!
- 6月19日
- 6月20日
- 6月21日 第二の都市サンクトペテルブルクでサッカー観戦!
- 6月22日
- 6月23日 サンクトペテルブルクから韓国へ
- 6月24日 韓国から沖縄へ
ホテルロビーにて送迎ドライバーさんと合流
翌朝6:00、ホテルのロビーに現れたのは、半袖半ズボンというめちゃくちゃ普段着のお姉さん。
パっとみ「本当にドライバーさん?」と疑うレベルでしたが、早朝のロビーには私達しかいなかったので間違えようがありません。
なんだか少し疲れたご様子。
聞くと、私達の到着を空港で待っていたと言うではありませんか。
いやいや、聞いてないです。
聞いてたらこっちも喜んで迎えてもらったです。
というか昨日は散々だったんです!
と、たくさんある言いたいことはあるものの、英語はできないので、
ソーリー、謝罪しつつ知らなかったことだけを伝えました。
お姉さんは、「気にしないで〜」と言ってくれましたが、言葉がわからないだけで弁明もできないなんて辛い…。
それから、すでに明るい北京駅まで約15分のドライブです。
私達が、あまり英語力が無いことを察したのか、車内はほとんど無言。
1度だけ、「あれはシティーウォールよ」と横長に連なるベルリンの壁的なものを差して教えてくれたのですが、
ナンノコッチャ?の「ほーん」で会話が終了しました。
もう少し、中国の観光スポットとか歴史とかを事前に調べておけばよかったなとちょっとだけ後悔しました。
北京駅の様子
早朝の北京駅です。
入り口にいる駅員さんに切符とパスポートを提示して、駅構内へ。
入るとすぐに、荷物検査・身体検査です。
列という列はなく、人の流れに任せながら自分の番が来るのを待ちます。
ベルトコンベアのついた機械の前に来たら、自分で荷物を通します。
荷物の中を確認する画面の前には3人の検査員が座っていましたが、画面を見ずに談笑していたので、本当に確認しているかは謎です。
続いては身体検査。
等間隔で横一列に並べられたお立ち台の上に立つと、金属探知機のようなもので体を満遍なくスキャンされました。
これを毎朝一人一人にやっている北京駅すごいな、と感動します。
全ての検査が終了したら、吹き抜けの中央広場に到着です。
広場の正面には、列車の番号とそれに合わせた待合室が表示された電光掲示板があります。
7:27発のモスクワ行きは、『K3 -莫斯科(モスクワ)-7:27-2楼(階)第4候车室(待合室)』と表示されていたので、掲示板の両脇にあるエスカレーターで2階へ。
第4待合室を探して、てくてく歩きます。
この時点で、朝の6時半。
流石に早すぎたのか、どの待合室も人はまばらです。
こちらが第4待合室。
すでに開いている売店で、シベリア鉄道に持ち込むパンとお水を購入です。
他に、カップ麺や果物も販売しています。
いよいよ出発!
7時前になると、改札口に駅員さんが現れ、切符を確認し始めました。
私達も列に並び、切符とパスポートを提示して中へ。
みんな結構大荷物です。
こちらが駅のホーム。
私達が乗車する、国際列車003号(K3)は、写真右側です。
切符に記載されている車両を探しますが、そもそもどこに車両番号が記載されているのかわからず、
結局、近くにいた車掌さんに教えてもらいました。
ちなみに、車両番号はこんな感じで窓に貼り付けられています。
車体に書いてあるとばかり思っていた私は、全く気づきませんでした…。
指定された車両に到着したら、担当の車掌さんに切符とパスポートを提示しいよいよ列車の中へ。
他のシベリア鉄道旅行記には、”切符は自分たちで保管しておく”と書かれていたのですが、
このときは、車掌さんに回収されました。
国際列車003号(K3)、2等車4人1部屋の様子
こちらは、4人1部屋の2等車両のお部屋を、RICOHの360°カメラで撮影した様子です。
タップしながら動かすと、お部屋の全体を見ることができます。
シベリア鉄道K3の内部を360度カメラで撮影した画像です。 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
大きな荷物は、座席下の収納スペースへ。
廊下の様子。
国際列車003号K3の廊下です。 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
10あるお部屋のうち、9部屋が客室です。
Wikipediaには、
モンゴルを経由して、陸路で大国ロシアへ入る欧米で人気の路線
とありましたが、私達の車両には欧米人4名、中東人2名、中国人4名と私達合わせて12名。
いざ、国際交流!と
ドキドキしながら乗り込んだものの、あいにく相部屋の人はいませんでした。
シベリア鉄道K3のトイレ事情
こちらが、国際列車003号(K3)2等車両のトイレです。
少量の水が溜まっているのがデフォルト。
足元にあるペダルを踏むと、流れてきた水と一緒に汚物(トイレットペーパー含む)が外に排出される、いわゆる垂れ流し方式です。
他の方のブログにも書いてある通り、わりと清潔でした。
が、時々、得体の知れない液体が床に飛び散っているのが気になりました。
トイレットペーパーは、一応あるにはあるのですが、1ロールだけで切れてもすぐには補充されません。
車掌さんに言えば出してくれると聞いていたので、
後半、ちょっと勇気を出して「Sir、これ、ない」と、トイレットペーパーの芯を片手に訴えましたが、
「もう一つのトイレを使え」的なジェスチャーで終わりました。
一度、お前これ床に落としただろ????という3分の1ぐらい濡れたトイレットペーパーが備え付けられていたのですが、翌日乾いているのを確認してしっかり使いました。
駅が近づくと、トイレに鍵がかけられて使えなくなるので注意してくださいね。
中国の食堂車
国際列車003号(K3)の食堂車は、中国・モンゴル・ロシアで3回入れ替わります。
初日は中国食堂車。
列車が出発してからしばらくすると、昼食・夕食の無料券が配布されました。
指定された時間に行くと、無料なだけあってすでに車内は大混雑。
中国人のカップルに相席させてもらい、なんとか座れましたが、入り口で待たされている人もいました。
シベリア鉄道 中国食堂車の様子。 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
こちらが出された料理です。
ピリ辛の野菜炒めに、サラダと白ご飯です。
無料なだけあっておいしいとは言えず…、夕食はパスしてしまいました。
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