ゆる犬図鑑
本日紹介する犬本は、イギリスで刊行された『ゆる犬図鑑』。
タイトル通り、犬種の特徴を捉えているような捉えていないようなゆるいイラストに、ざっくりとした解説がつけられている絵本形式の図鑑です。
イングランドの田園地帯で育った犬好きな著者とその兄弟たちによって作られました。
紹介されている犬は、全部で148犬種。
メジャーな犬ばかりかと思えば、マイナーな犬種まで、イギリスならではのジョークを交えて描かれています。
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見どころ
ゆるいイラスト
一番注目して欲しいのは、やっぱりイラスト。
[caption id="attachment_7214" align="alignnone" width="760"] 画像はゆる犬図鑑から引用[/caption]
先にも言いましたが、特徴が捉えられているような捉えられてないようなゆるい犬のイラストが、始めから終わりまで続いています。
実はこのイラスト、ライターであり、イラストレーター兼アニメーターで、手がけた作品が英国アカデミー賞の「子ども番組賞」を受賞したことがある著者の兄2人によって描かれています。
なるほど、ゆるいけどどこか洗練されたイラストです。
個人的に一番好きなパグの絵は、一頭だけ漫画目でちょっと笑っちゃった。
ざっくりとした解説とイギリスジョーク
次に注目して欲しいのが、イギリスジョークを交えた犬種の解説文。
例えば我が国を代表する犬種、秋田犬に関しては、
ざっくり言えば愛くるしいニンジャーゆる犬図鑑
と説明されています。
[caption id="attachment_7213" align="alignnone" width="760"] 画像はゆる犬図鑑から引用[/caption]
秋田犬の説明に関しては、隣で覗き込んでいた彼氏から「いやあれは忍者じゃないぞ」とツッコミを受けた。
他にも、日本人なら???となるけど、イギリスの文化がちょっとだけ垣間見えるような説明文が付け加えられていて、
この図鑑を通して、犬好き同士の異文化交流が実現できちゃいます。
未知との遭遇
さらに忘れてはならないのが、148種の犬の紹介。
この犬種数は、私が持っているもう一つの図鑑より少ないので「メジャーな犬ばかりだろう」と思っていました。
しかし実際めくってみると、全く知らない犬が出てくる出てくる…!
特にこの鼻の割れた犬「カタルブルン」なんて、もしかするとこの犬図鑑に出会わなかったら一生知らなかったかもしれないです。
お鼻がお祝いテーブルの足についた模様みたいでかわいい^^*
”ゆるい”けど侮れない犬図鑑
実は、我が家がこの本を購入した目的は「ゆるい犬のイラスト制作に参考に」というものでした。
だから本当に大変失礼なんだけど、犬種や解説文に期待はしていなかった。
しかし実際に内容を確認してみると、ゆるいけどしっかりとした犬種と、さらにそれをざっくりと捉えるのにちょうど良い解説文が書いてあって、
良い意味で期待を裏切られました。
ゆるいけど侮るなかれ!この本は、多くの犬種を網羅しつつその特徴をざっくり戸塚見たい人には最適な一冊です。
[jin_icon_check color="#e9546b" size="18px"]今回紹介した本はコチラ
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