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【北京〜モスクワ】6月のシベリア鉄道に必要な持ち物は?

2018年の6月 北京からモスクワまで、5泊6日のシベリア鉄道の旅に行ってきました。 約1週間も電車の中にいるなんて経験はもちろん初めて。 一体何を持って行けばいいのか…めちゃめちゃ悩みました。 持っていって良かったものや、あまり必要なかったもの、をまとめてみたのでこれからシベリア鉄道で旅をされる方の参考になればと思います。

シベリア鉄道の旅に持っていったもの

まずは荷物を入れるリュックです。機内持ち込み可のリュック 今回使用したのがColumbia30リットルのバックパック。 ロストバゲッジ(空港で預けた荷物が無くなること)が怖かったのと、キャリーケースをシベリア鉄道に持っていったら邪魔なのでは? ということでバックパックと手提げカバンで行くことにしました。 ※2人で行ったので、バックパックは1人1つです。

シベリア鉄道の収納 シベリア鉄道のコンパートメントにも収納がありましたが(椅子の下が収納スペースになっている)サイズによってはキャリーケースは入らなかったかもしれないので、我ながら良い判断でした。

今回僕らは2等席(4人部屋)でしたが、1等席(2人部屋)は少し広めで余裕もありそうな感じ。 1等席ならキャリーでも大丈夫だと思います。

次に紹介するのはガジェット類です。 シベリア鉄道の旅に持っていったガジェット類

  • 携帯
  • モバイルバッテリー
  • 海外sim(中国用sim、ロシア用sim)
  • 変換プラグ
  • kindle
  • ミラーレスカメラ
  • 360度カメラ
  • セルカ棒(自撮り棒)

つづいて衣類ですシベリア鉄道の旅行持ち物

6月にシベリア鉄道に乗ったので衣類は少な目で済みました。

  • 半袖のシャツ5枚くらい
  • ジーンズ1着
  • 半ズボン(部屋着)1着
  • 薄手の長袖1着
  • 手ぬぐい2枚

使用後に現地で捨てられるように、古いものを中心に靴下や下着が5着ずつ。 目的地のモスクワについてからも更に1週間旅行したので、2週間分の衣類になります。

そして消耗品シベリア鉄道の旅に持っていった持ち物

  • トイレットペーパー
  • コンタクト
  • 目薬
  • くし
  • 綿棒
  • 除菌ティッシュ
  • トイレ用ウエットティッシュ
  • 酔い止め
  • 痛み止め
  • 日焼け止め
  • 整腸剤
  • パック
  • マスク
  • 歯ブラシセット
  • カッパ
  • 旅行用洗濯セット

トイレットペーパーは鉄道のトイレにあるのですが、たまに無かったり、あっても濡れてたします。 ティッシュ代わりにも使うので、「もうひとロール持ってくればよかった…」と思ったくらいです。

つづきましてトラベルグッズです。 シベリア鉄道の旅に持っていった持ち物

  • ネックピロー
  • アイマスク
  • 機内スリッパ
  • ビーチサンダル
  • ダイヤルロック(100円均一)
  • ワイヤーロック(100円均一)
  • パスポートケース(セキュリティポーチ)
  • マネークリップ
  • 旅行用の安い財布(普段使用している財布は持って行きませんでした)
  • フォーク&スプーン
  • S字フック
  • メモ帳

を持って行きました。 今回は2人での旅行だったので、鍵やチェーンは使わなかったです。 (トイレに行く時は1人ずつ行ってました)

これも大切!食料品です! シベリア鉄道の旅に持っていった持ち物 シベリア鉄道には食堂車がありますが、一食でだいたい1,500円くらい使うので(※個人差あり)毎回行くと結構お金がかかってしまいます。 ですので、少しでもいいので食料は持っていった方が良いと思います。 節約にもなるし、シベリア鉄道で食うカップヌードルは美味いし、日本の食べ物を食べると心が落ち着きます。 (中国の食堂車のご飯はめっちゃ不味かった…)

写真に写っているリゾットとかビーフシチューとかのパックはお湯をかけて食べるドライフードというものです。 量は少なめですが、味は美味しかったです。

ドライフード

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もちろんお菓子も持って行きました。 「日本のお菓子を外国の人達にあげて仲良くなろう!」という作戦だったのですが…ほとんど自分達で食べました。 それどころか、電車の中で暇なので最初の2日で食べきりましたねえ、はい。

そして最後にこれです! シベリア鉄道に乗る前に、色々な人のブログを読んだのですが必ずといっていいほど書いてあったのが【日本のお土産を持っていった方が良い】ということ。 同室になった人にあげると喜ばれるし、仲良くなれるというのです。

「そうか、日本っぽいのがいいのか」と100円均一で扇子を10個買ったのですが… まったく必要ありませんでした。泣

まず、同室になる人がほとんどいなかったのと(3日目の途中から僕ら以外お客さんが1人もいなかった)、シャイな私は車掌さんにプレゼントする勇気もありませんでした。 (っていうか、中国の人って扇子もらって嬉しいのか?お土産のチョイスも微妙だったかも)

扇子と言えど10個もあると結構な荷物になるのに、まさかカバンから出すこともなく終わるとは… 悲しい思い出です。

持っていって良かったもの

たくさん荷物がありますが、その中で特に持っていって良かったものを紹介したいと思います。

1.電子書籍 kindle

一番持っていって良かったと思うのが電子書籍リーダーのkindleです。 5泊6日もずっっっっと電車の中にいるので、めっちゃ時間があります。 正直、本読むくらいしかすることも無いです。 何冊も本を持っていくと荷物になるし…かと言って1冊だけだとすぐに読み終わっちゃう。

そんな時に 電子書籍リーダーのkindleが大活躍するんです。 kindle端末ひとつに数千冊の本のデータが入りますし、ダウンロードするのでインターネットに接続しなくても本が読めます。(もちろんダウンロードする際は接続します) 5泊6日のシベリア鉄道旅で一度も充電しなかったくらい、バッテリー持ちも良かったです。

このシベリア鉄道の旅で【みかづき /森絵都】や【サピエンス全史/ユヴァル・ノア・ハラリ】といった分厚い本を読みました。

kindleについてはもっと知りたい方はこちらの記事もぜひ!

[jin-iconbox07]Amazonの電子書籍サービスkindle(キンドル)をおすすめする7つのポイント[/jin-iconbox07]

2.カップヌードルリフィル

次に持っていって良かったものが、カップヌードル リフィルです。

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カップヌードルの中身だけのやつですね。 ドライフードなどのインスタント食品をいくつか持っていきましたが、シベリア鉄道で食べるカップヌードルは別格でした。抜群に美味かったです。 ドライフードは美味しいのですが、量が少ないので物足りない感じがしました。 しかし、カップヌードルは1つでお腹いっぱいになりますし、このリフィルは容器が無いので収納面でもとても助かりました。 あんまり荷物を持って行きたくない方は、マグカップとカップヌードル リフィルを何個か持って行けば良いかもしれません。味も何種類かあるので飽きることもないでしょう。

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3.薄手の長袖

つづきまして、シベリア鉄道に持っていって良かったもの3つ目はこちら 薄手の長袖です。 sfidaジャージ 今回、シベリア鉄道に乗ったのが6月だったんですが…明け方は沖縄の冬並に寒かったです。泣

ロシア六月の気温 沖縄の冬の平均気温、14°とかですよ! それを6月で12°って!!!!

日中、太陽が出ているとそんなに寒くないんですが(雨の日は冷える)明け方は寒いです。 隙間風とかもあるので余計に寒かった。

3日目の夜くらいから急に冷えたんですが、寒すぎて夜中に飛び起きました。 4人用のコンパートメントだったんですが、僕ら2人だけだったので掛け布団を2枚重ね&薄手の長袖でなんとか対応しました。(4人分…つまり4枚の掛け布団があった) 掛け布団2枚重ね作戦ができなかったら結構しんどかったかもしれません。 6月のロシアは寒いんです! 注)※沖縄県民の感想です。

4.モバイルバッテリー

4つ目は現代人の必需品、モバイルバッテリーです!

Ankerの軽いやつを1人1つもっていきました。

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どうやら、一等車には各部屋にコンセントがあったようですが、二等車にはありません。 洗面所にあるコンセントをみんなで使わないといけないのです。 モバイルバッテリーがあったからこそ、そこまで不便に感じなかったのですが、もしモバイルバッテリーを持っていなかったら…と考えるとゾッとします。 面倒臭いことこの上なし。 しかもコンセント使っていいか車掌さんに聞くと、すげえダルそうな顔されるんですよ。 (洗面所は車掌さんが鍵をかけていた) 軽いし、スマホを4〜5回充電できるくらい容量があるので、旅行から帰っても重宝しております。

5.水

そして、めちゃめちゃ大事な 我々2人が持って行ったのは1.5リットルの水…正直、甘くみていました。 2人で1.5リットルを飲むのなんて、本当にあっというまです。 途中で「水無くなったらヤバくね?」と思い、ちょびちょびと残量を気にしながら飲んだのですが、そのストレスたるや。 めっちゃしんどかったですね… ぶっちゃけ、食堂車でも水を購入することもできるのですが、水を買いたいと言ったら中国人のスタッフにものすごく睨まれたんです。 ビビリにビビった僕は、限界までは我慢しようと追加で購入した330ミリリットル✕2本のお水をちびちびと飲むことに。 相部屋になったおじさんに、500ミリリットルのお水をもらった時は泣きそうなくらい嬉しかったです。(ぜか、急に水をもらった) モンゴルは食堂車がちゃんと商売をしていたので普通に購入できた。 (中国はやる気無かった) ロシアに入ってからは駅の売店で水を購入できたので、水に苦労したのは最初の1日半だけでした。 でもめちゃめちゃ辛かったです。 中国、モンゴルを走っている間は駅に売店は無いので、水は気持ち多めに持って行くと安心です。北京駅で買えば荷物になりませんしね。 ちなみに、ロシアの水は炭酸入りと炭酸なしの2種類あります。 表記は炭酸入りがгазированная(ガジローヴァンナヤ) 炭酸なしがнегазированная(ニガジローヴァンナヤ)です。

否定形のне(ニ)が入っているか入っていないかを意識すると選びやすいです。

6.ロシアのお金

今回の旅行は、旅行代理店を利用して個人手配をしてもらいました。 代理店の方に「ロシアのお金にはいつ両替するんですか?」と質問すると 「列車で国境越えるときに両替できると思いますよ」と回答をいただきました …が そんな暇はなかった!! というかロシアの国境を越える時は夜中だったし、そもそも部屋(コンパートメント)から出られなかった! というね。笑 用心深い性格だったので、事前に宅配の両替サービスを利用してある程度ルーブルを持っていたんですね。 本当によかった。 停車する各駅で降りて、駅の売店でロシアならではの食べ物を買う。これもシベリア鉄道の醍醐味だと思うんです。 もし、ルーブルを事前に用意していなかったら、そんなお買い物もできなかったことでしょう。 北京−モスクワの列車に乗るのなら、事前に両替しておくことをオススメします。

宅配の両替サービスについて詳しく知りたいかたは、うちの相方が書いたこの記事をどうぞ

[jin-iconbox07]北京発!シベリア鉄道『国際列車03号(K3)』に乗る前に、あらかじめルーブルを入手しておこう![/jin-iconbox07]

7.ビーチサンダル

約1週間ずっと電車に乗りつづけているわけですから、靴よりはサンダルのほうがリラックスして過ごせます。 100円均一に売っているような薄いものの方が、荷物にならないしオススメです。 飛行機の機内スリッパでも良いかもしれません。

あまり使わなかったもの

続いては、逆にあまり使わなかったもの。 持って行かなくてもよかったかな〜というものを紹介します。

1.お土産

外国の方と仲良くなろうと持っていったお土産です。 1個もプレゼントせず、ただの荷物でした。 切ない。

2.メモ帳

中国の人なら漢字で筆談ができるかも! メモ帳を持って行けばコミュニケーションがとれるかも! そう思って持っていったメモ帳は全く使いませんでした。 話すときは英語でしたし、スマホがあればメモ帳は要らないよな〜って感じ。 本屋の旅行コーナーなどによくある、指差し会話本。 これは、同部屋になった英語が喋れないおじいさんとのコミュニケーションに役立ちました。

3.洗濯セット

洗剤、折りたたみハンガー、ロープ、洗濯バサミなどがセットになったお洗濯セット。 持っていく衣類を少なくするためにと、持っていったのですが…一回も使わなかったです。 なんでかというと、1週間電車に乗っていて1回しか着替えなかったから。笑 そもそも、2等車には風呂もないしね。 1等車には部屋に風呂が付いているんだけど、友達になった日本人は「めっちゃ冷たい水しかでないから、結局1回しか風呂入ってない」とのこと。 空気は乾燥していてカラっとしているから汗かかないし、風呂に入らなくても匂いもしないし特に不快では無かったです。人それぞれだと思うけど。 一緒に行った彼女も1週間お風呂入って無かったですが特に大丈夫でした。 あ、一応ボディシートで身体拭いたりはしていました。

4.ネックピロー

「長旅だからちょっと良いネックピローを買おう!」そう思って3千円するネックピローを購入したんですね。 ですが、どうもネックピローが合わない体質らしく、首が痛くなっちゃうんです。 むしろ、シベリア鉄道はしっかりと寝るスペースがあるので、普通に枕があります。 うん。要らなかったよね、ネックピロー。 よくある【空気を抜けば荷物にならない】系のヤツじゃなくて、しっかりしたヤツだからものすごく邪魔。リュックにくくりつけて移動してました。(3千円もしたから捨てるのも勿体無いな〜っていう貧乏性なわたくし) ま、でも必要な人は必要だよね。ネックピロー。

まとめ

ということで長々とここまで書いてきましたが、参考になりましたでしょうか? シベリア鉄道に乗るにあたって、何が必要なのか。 考えたり調べたりしながら持っていった荷物でございます。 とにかく重かったのと、前日のパッキングが辛かったのを覚えています。笑 これが、冬のシベリア鉄道なら荷物の量は更に倍になったことでしょう…おそロシア。 あと、「今度乗る時はキャリケースにしよっと」とも思いました。 (次はモスクワ発-ウラジオストック着の電車に乗りたいです!)

それでは、良いシベリア鉄道の旅を!

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